【シルケジ駅】

İstanbul Hoş geldiniz!

ガラタ橋をイスタンブール旧市街側に渡りトプカプ宮殿へ向かう途中に、かつてのオリエントエクスプレス終着駅、シルケジ駅(Sirkeci Tren istasyonu)はあります。

オリエント急行は、1883年に開通したパリ⇔イスタンブール間を結ぶ国際列車。シルケジ駅は、その起点であり終着駅でした。
東洋の文化とロマンに憧れて、多くの西洋人がこのホームに降り立ったことでしょう。

アガサ・クリスティの小説の舞台にもなったこの駅は、現在、街の駅として朝夕の通勤・通学客を行き来させています。
また、古いたたずまいを留めた煉瓦造りの駅舎はレストランや観光案内所にもなっており、各国からの観光客が、途切れることなく訪れています。


    ▼シルケジ駅写真集▼




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     Orient-Expressについて少し‥‥
     1883年10月、パリからルーマニア経由でコンスタンチノーブル(現イスタンブール)までをつなぐ列車、オリエント急行は運行されました。
     列車内の豪華なタペストリーやビロードのカーテン、美しいガラス食器、一流シェフによる食事、一流スタッフのサービスなどは
     ヨーロッパ社交界の話題を独占し、王侯貴族を初め、政府高官、企業家らの異国情緒をかきたてる羨望の的となっていたそうです。
     81時間をかけ、花の都パリと東洋の入口を結ぶ世界最長の豪華国際列車は、まさに憧れの旅を実現する、夢の列車だったことでしょう。
     
後方に見えているのがオリエント急行最終点。
向かい側ホームに帰ってきた電車。
進行方向。左はレストランです。

駅のホームから見たレストランの入口。
夜、7時ごろ。
ツアー仲間のMさんと。
暗いですがこんな所でも。

窓の向こうは駅。
ここで夕食をしました。



昼の、シルケジ駅。
中央写真は、駅前の様子。左奥が駅。右下写真は、レストランになる前の待合室。画像はさやさんです。



夜の、シルケジ駅。
画像が暗くうまく処理できていないのですが、雰囲気をお伝えできればと思い、数枚を選びました‥‥。



     おまけ!?  イスタンブールには、このヨーロッパからくる電車の終着駅の他に、もう一つ、終着駅があります。
     アジアからくる電車の終着駅、ハイダルパシャ駅(Haydarpaşa ist.)です。

     シルケジ駅からは、ボスポラス海峡を挟んで斜め向かいにあるハイダルパシャ駅は、ネオ・ゴシック様式の宮殿のような美しい駅舎。
     かつては、バグダッド⇔イスタンブールを結ぶバグダッド鉄道が運行していました。現在はアナトリア地方へ向かう、アンカラ特急の始発駅になっています。
     



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