【ブルーモスク】

İstanbul Hoş geldiniz!

ブルーモスクとは、内装に使われているブルーのイズミックタイルが美しいことから、いつしか名づけられた呼び名。
正式な名称は、Sultanahmet Camii(スルタンアフメット・ジャミイ)と言うのだそうです。

1609年、第14代のスルタンアフメット1世の時代に着工され、完成はおよそその7年後の1616年になります。
ブルーを基調としたタイル(ドーム内に2万1043枚!)と、6本の高いミナレット、色鮮やかなステンドグラスが印象的でした。

礼拝が行われている時間帯だと、見学はできません。
靴を脱ぎ、女性はスカーフを着用してから入場します。



       ▼ブルーモスク写真集▼




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     ブルーモスクを訪れた日はあいにく天候が不安定で、晴れ間をぬっての撮影となりました。
     この6本もある高〜いミナレット(塔)ですが、その数と高さは、スルタンの権力を象徴するためのものだったそうです。
     アフメット1世は「黄金(アルトゥン)のミナレットを」と命じたそうですが、建築士に届いた指令は、どういうわけか「6本(アルトゥ)のミナレット」
     そんなエピソードも‥‥。


フィルムカメラ写真&デジカメ写真
白大理石を用いた重厚なデザイン。
雨上がりの空に。
メッカの方向を指してそびえています。

中央の美しいアラビア文字は
ドーム内のあちこちにも描かれていました。
意味は「アッラー」「モハメット」など。

左はモスク前の廊下、右はその天井部です。

こちらはドーム内の天井。
礼拝に来た人はそれぞれ、
このメッカをデザインした絨毯の上に
ひざまずきます。



     トルコでは1日5回、街中にコーランが流れ、祈りの時を持つ(事になっている?)のだそうですが、トルコ人ガイドさんいわく、
     「必ずやらなければいけないというものでもない。ただ、決まった時間にそうした運動をすることは体にイイから時々やる」とのことでした。!(@0@)!
     トルコはイスラム圏ではありますが、ガチガチのイスラムではなさそう。教会とモスクが隣り合っていたりするし。
     トルコ共和国初代大統領ケマル・アタチュルクさん以降は政教分離され、色々とヨーロッパナイズされたのね‥‥。
     
     yuniyuniがガイドさんに見せてもらったところ、国民全員に配布されるというIDカードには、必ず自分の宗教を記載する欄があります。
     でも、親がイスラムになっていればその子も自動的にイスラムと記載されることになるそうで、よほどの事のない限り転向する場合はないそうです。
yuniyuniデジカメ(Nikon coolpix2000)でyuniyuniの技術をもって
フラッシュも使わず、がんばって(!)撮ったモスクの中です。
失敗写真も多く、残念。天井が高く、とにかく大きいです。美しいです。
見とれていると首が痛くなっちゃいます。
撮影できませんでしたが、ドーム内の後方に、
女性だけの礼拝所が用意されています。
これは女性を差別してではなく、女性への配慮
(後方に男性が立たない)から、なのだそうです。


右の写真は、モスク前の広場から。
左はブルーモスクとアヤソフィアの間にある
ヒポドゥローム(公園にもなっている)から。



     現在は個人の管理下にあり、寄付金等によって維持されているのだそうです。ちなみに、入場は無料でした。
     出口付近には、募金を集めるための箱があり、職員の方がしきりに呼びかけていました。

     その一方で、絵葉書や写真集、ミニ絨毯などを売ろうとする人もいっぱい!「ゼンブデセンエン!」「コレオカイドク!」まいりました〜。
     また、出口付近では、「赤ちゃんのミルクがないので寄付を!」と訴えるスカーフぐるぐる巻きの女性や、
     まるでイギリスの兵隊のような、なんだか不釣合いの格好をしてジュースを売る人たちの姿も。

     続いてこの日に見学したヒポドゥローム(古代競馬場跡)をご紹介します。



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Geri
【yuniyuniのトルコ旅行記】


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